魔法の手

30代、疲れが取れなくて、特に太もも裏からパンパンでふくらはぎが痛い、足の裏もムズムズしてきてさらに股関節が抜けそうに痛だるくなってくることが多くなりました。
これじゃちょっと仕事をするにも、家事をするにも辛いと思いマッサージ屋さんに行きました。元々足が太いのもありますが、押されてもあまり感じず少し強めにして頂きました。押された瞬間にわかる怠さの元といいますか、マッサージ師さんも張ってますねとしっかりしてくださいました。両手の掌で力を入れて垂直に押したり、肘をうまく使いポイントや親指や掌では物足りない所をグイグイおしてもらえ、片足が終わる頃には左右の足のだるさの違いがよくわかりました。気持ちいいなあ、と思いながら目を閉じていると一つ思い出すことがありました。整骨院で働いていてマッサージを担当していた頃のことです。20歳前後でした。そのころはマッサージは好きでしたが、最近ほど辛いなんて事はありませんでした。先生と同じように押しているつもりでも、全く患者さんには違う事がとても悔しかったのを思い出しました。足だるいのという言葉にどうすれば怠さがとれるだろう、あの時の患者さんのキリキリする膝の痛みをどうすればいいんだろう、勉強したことを一生懸命役立てるだけでなくて、この痛みを共有、体験する事って大事なんだなあ……とマッサージしてもらっている最中に思い出しました。
あの時、この痛みやこの気持ちよさ、この困っていることが理解出来ればなあ…と当時の患者さんの顔も思い出しました。
途中、こんな格好でストレッチするの?!パンツ破れちゃう!なんて思う格好でのストレッチもしたりしましたが、いざ仰向けになってみると終わりが近づいてくるようで魔法の時間が終わってしまうと残念になります。
肩をパンパンと叩いて終わると、足の軽さや思っていた以上に冷えていた体に驚きます。手を置くだけでもマッサージなんだと聞いたときは驚きましたが、「マッサージの手は魔法の手」なんて先生や患者さんが言っていたこと、施術してもらっている今はとても痛感しています。

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